特定保健指導の
担当者様へ

私たちの強み

指導風景

特定保健指導の「量」と「質」の向上には、
あらゆる面で再点検することが重要です。

保険者に実施義務のある特定保健指導。多くの保険者で実施率の向上は課題のひとつとなっています。実施率の向上には、対象者の選択、対象者へのアプローチの仕方、対象者が特定保健指導を受けやすく継続できる体制づくりが必要です。また、同時に考えなければならないのが「質の担保」。事業の目的である加入者の健康づくり、医療費適正化のためには、「量」だけでなく、対象者の行動変容を促す「質」の高い保健指導が求められます。「量」と「質」の向上のために、特定保健指導に関わるさまざまな業務内容を評価することが重要です。

課題認識~私たちのソリューション~

特定保健指導の実施率の向上は
必須の目標となっていて、
効果の出る事業の実施が望まれています。

平成30年度から全保険者記名の特定保健指導の実施率が公表されます。また、後期高齢者支援金の加算・減算制度についても、特定健診・保健指導や予防・健康づくりなどに取り組む保険者に対するインセンティブをより重視する仕組みとなりました。そのため、特定保健指導実施率・終了率のアップは、保険者にとって達成すべき目標となっています。また、特定保健指導事業のアウトカム評価のためには、保健指導の質の確保が重要になります。保健指導終了後のリバウンド防止、保健指導効果の長期継続など、効果の出る事業の実施が望まれます。

特定保健指導の経年的な実施率アップをサポート

特定保健指導の実施率が上がりにくい要因は、保険者によりさまざまです。現状の特定保健指導のご案内や対象者へのアプローチ方法をお伺いして、保険者に適した企画をご提案いたします。また円滑な事業実施や特定保健指導の仕組みづくりのご提案など、単年度だけでなく、継続的に保健指導が有効な事業として活用できるようにサポートいたします。

質の高い指導と長期フォロー「ヘルスマイレージ」

特定保健指導を最大限にいかすために、RISPでは保健指導の「質」の向上と、保健指導後の長期フォローを提案しています。スキルの高い支援者による保健指導を行うために、定期的にカンファレンスを行うなど専門職のスキルアップをサポートするほか、効果が実証された保健指導終了後の長期フォローをご用意しています。長期フォローは費用が高いと考えがちですが、RISPの提案する「ヘルスマイレージ」は、低コストで実施でき、リピーター対策として最適なプログラムです。ポイント制の導入、専門家の丁寧なアドバイス、飽きさせない企画など、対象者のモチベーションを継続させるとともに、自己管理能力を高めて改善の定着をはかります。

保健指導に最適なツールを用意

RISPでは、保健指導に役立つ独自のツールを作成しています。それにより、対象者にわかりやすい保健指導を適切に行うことが可能になります。

知食スマート版

特定保健指導などのアセスメントに最適なツールです。食傾向、身体活動などをチェックすると支援ポイントを自分で求めることができます。代表が研究主任を務めた厚生労働科学研究班「階層化基準外の者への保健指導」や厚生労働省研究事業「治療中の者への保健指導」、「在宅心不全予備群に対する保健指導研究」などでも活用されました。

知食スマート版
拡大図版「セレクトシート」

栄養・運動・喫煙・飲酒など、保健指導時に使える「紙芝居型教材」の健康支援ツールです。表面は対象者が理解しやすいように見やすいイラスト、裏面には支援者へ拡大図版の知識やポイントなどの解説があり、対象者へよりわかりやすい説明ができるように作成しています。
(A4判・54枚組)

拡大図版「セレクトシート」
健康教育マニュアル

循環器疾患の特徴や危険因子など最新の疫学エビデンスから、保健指導の視点による栄養・運動などの知識、保健指導プログラムの展開や面接技術まで体系的に解説しています。循環器疾患予防の保健指導を行う際に必要なすべての知識・技術を網羅しており、健康教育を実践する人に必携の一冊です。

健康教育マニュアル

実務経験が豊富なスタッフが直接保健指導を実施

RISPは、保健指導の実施機関でもあります。保健指導実施者として長年の経験をもち、研修の講師を担当するレベルの専門職が、保健指導を直接実施できる体制を整え、定期的なカンファレンスを行い保健指導の質を高めています。また保健指導の人材育成として、研修や症例カンファレンスのサポートも実施可能です。

事例と解決策

CASE1

「特定保健指導の対象者へアプローチしても、企業側に協力を求めても、なかなか実施率が上がらない」

今年度も保健指導の利用を増やすためにいろいろやってみたが、対象者の反応は昨年と変わらないし、企業側の協力もほとんど得られなかった。来年は何をしたらいいのだろうか……。

新しい方法を取り入れても結果がついてこないので、次の年はまた別な方法を実施してみる。もしかしたら、実施率が上がらない要因は、単年度ごとに方法を変え、長期的な実施計画となっていないからかもしれません。
RISPでは、保険者の実施している特定健診・保健指導の状況を丁寧にお伺いし、長年のコンサルティング経験から長期的な視野に立ち、継続的な実施率向上となる方法などをご提案いたします。

CASE2

「特定保健指導を受けていったん体重が減っても、次の健診までに元に戻ってまた対象者になってしまう」

せっかく特定保健指導に参加してもらい、指導期間はがんばっていても、1年後の健診では元に戻ってしまう対象者は決して少なくない。メタボから脱出して健康になる人を増やすにはどうすればいいだろう……。

保健指導期間中の「がまん」で結果を出しても、時間とともに元の生活に戻り、健診結果も改善しない。これでは、対象者にとっても保険者にとっても、特定保健指導での効果があるとは言えません。
RISPでは、リピーター対策として「ヘルスマイレージ」をご提案しています。このプログラムは、長期フォローを実践することで、効果の継続性が実証されたプログラムです。

私たちができること

特定保健指導の「量」である実施率と、対象者の行動変容を促す「質」の向上のために、特定保健指導に関わるさまざまな事業を再点検してみませんか。RISPでは、特定保健指導の実施率向上から、特定保健指導の内容や終了率の向上、継続的なサポート体制、人材育成やデータ管理など、特定保健指導のトータルなサポートが可能です。