保健事業のシステム
私たちの強み
保健事業において、データの「集計」、
事業の目的に合わせた「抽出」、
そして事業の「管理」という3つ要素を
一括管理できるシステムは、
いままでありませんでした。
データヘルス計画は、保険者のもつさまざまなデータを活用・分析し、保健事業として加入者の健康を維持・管理して、医療費の適正化をはかることを目的としています。しかし、保険者に集まるデータはうまく活用されていないのが現状です。事業の実践のためには役立つデータとして「集計」し、事業の目的に合わせて「抽出」、そして保健事業ごとに「管理」し、評価・効果につなげることが重要です。
RISPでは、保健事業におけるデータを一括で「集計」・「抽出」・「管理」できる、いままでにない保健事業システム「RISPii-System」を開発しました。システムの導入費用などは低コストでの利用が可能です。また保険者の要望に合わせた仕様の追加など、カスタマイズにも対応いたします。
課題認識～私たちのソリューション～
保険者に集まるデータは
ばらばらに出てくるため、活用しにくいもの。
また、一度システムを導入すると、
改良したくても、
時間もコストもかかってしまいます。
保険者の業務は幅広く、データを活用したいと考えていても、健診結果・レセプト・保健指導など業務ごとにデータがあり、きめこまかくデータを見ようと思うと、大変に手間がかかってしまいます。データごとの管理では業務が煩雑となってしまい、経年管理も大変です。また事業目的に合わせてデータの抽出条件を設定しようと思っても、非常にコストや時間がかかります。
「データ統合管理モジュール」
健診結果・保健指導の結果から医療費まで一元管理
保険者のもつ健診データ、レセプトデータを一元管理できます。例えば、重症化予防対策では、健診結果値の悪い加入者のレセプトデータを参照し、未受療の対象者を簡単に抽出できます。
「プロジェクト管理モジュール」
事業別にきめこまやかな管理が可能
保健事業に関わる複数の事業（プロジェクト）を管理できます。個人の健診結果、特定保健指導支援記録などの情報を経年的に記録・管理していくことができ、個人カルテとしてさまざまな保健事業に役立てることができます。
外部事業者との連携を促進
健診・保健指導データの情報連携をはじめ、外部事業者、健診・保健指導実施機関からの情報を含む保健事業の全情報を統合管理することができます。
導入が容易で、さまざまなシーンに対応
データ量に合わせて柔軟にシステムを提供することができ、スタンドアロン（単独運用）からネットワーク接続による共有運用にも対応可能です。大規模なデータベースサーバーは不要で、容易に導入・運用ができます。
事例と解決策
CASE1
「保健事業を行うための対象者の抽出が難しく、データを経年的に管理できない」
データヘルスの時代、加入者に合わせた保健事業を実施できればと思うが、台帳・健診結果・レセプトなど加入者のデータはいろいろな事業がそれぞれの形式で保存している。そのため総合的にみようとデータをまとめるだけで一苦労だ……。
RISPが保健事業のために開発したシステム「RISP ii-system」は、保険者の“データの困りごと”に対して、かゆいところに手が届くようなシステムです。データの一元管理はもちろん、個人情報の経年的な管理、他業者との連携、そして保険者ごとの抽出条件設定やネットワーク環境に合わせたカスタマイズなどの対応が可能です。
→「データ統合管理モジュール」
CASE2
「業者に依頼するたび、データの抽出や受け渡しで毎回コストがかかる」
保健事業の見直しで事業を少し変えただけで、健診の案内などの帳票の変更業務をしなければならず大変。案内を出したくても効果的な内容文がわからず、抽出基準を変えたいとシステム業者に連絡したところ、時間もお金もかなりかかってしまうようだ……。
「RISP ii-system」にはデータを一元管理、集計するほかに、保健事業をマネージメントするシステムがあります。健診の案内、受診・受療勧奨や保健指導の案内などの帳票を登録・管理し、一括で作成・印刷ができます。
また、保健事業を管理するシステムですので、支援者が指導内容の情報を個別に管理できます。どの担当者がどのような指導をしたか、どのような事業を行ったかなどの履歴を残すことができるので、担当者が代わっても事業を継続管理することが可能です。
→「プロジェクト管理モジュール」
私たちができること
「RISPii-System」は、保健事業のすべての業務を網羅したシステムであり、保険者ごとのご要望に合わせてカスタマイズが可能です。システム単独でのご利用も可能ですが、RISPの保健事業コンサルティングを併せてご利用いただくことで、最大限にシステムを活用した、効率的な保健事業をご提案いたします。